NTT東日本 生産性度外視、若手のやる気そぐ“共産主義企業”な現場
「NTT東日本では、社内向けパワポ資料内の、ミリ単位のズレも指摘されます。資料の綺麗さにこだわる姿勢には、引きますね。主査→課長→部門長と承認を得るのですが、『なんで全角なの?』と課長から指摘され、『なんで半角なの?』と部長からは言われる。そこで、若手社員たちが時間外で残業をして会議をして、どう修正するか対応を協議したこともあります」――。生産性概念の欠落ぶりが、民営化33年を経た今も、ありし日を彷...
View Article野村證券 9割儲かるIPO――個人資産を証券会社に預けない日本人、その背景
「AI(人工知能)の影響は、営業に関しては今のところゼロ。何も変わっていません。ただ、総務系の仕事は、置き換わる部分がありそうです。社内からの『口座開設で必要な書類は何でしたっけ?』といった単純な質問対応もやっていますし、定型的な事務処理がありますから」(若手社員)。証券会社の営業マンは、銀行と同様、プライバシーの最たるものである個人金融資産を扱う。その仕事内容は、信用を築いて相手に入り込み情報を取...
View Article「犯罪行為でも上から命令されたらするのが当たり前」と言われた――無断放水&水道料金不正徴収の第一環境、内部通報者に聞く検針の現場と「通報者が全く保護されな...
「報道にありましたとおり、内部通報により今回の事件が発覚しましたが、その内部通報者が私であります」――そんなAさん(40代社員)からの情報提供をもとに、内部通報者保護と水道検針事業の双方に興味をもって、岡山に飛んだ。不正を矮小化して片づけようとする企業、出世する不正社員、事なかれ主義で真相究明しない水道局、そして鬱病に倒れた内部通報者に「社内で犯罪行為はあったが、あなたは正義の味方でもなんでもない!...
View Article野村證券 ホワイト化で薄まる“詰める”カルチャー「今のノムラは、昔ほど成長できない」
「17:30には仕事が終わって会社を出られて、特に残ってる仕事もないので、早めに着いてしまいました」――。約束の平日18:30ギリギリに筆者が到着すると、野村證券の若手営業マン(20代後半)は既に待っていた。「最近は、早く帰るよう盛んに言われるようになりまして。残業は私の場合で月20時間くらい。休みも、土日祝日のほかに9連休を年2回強制取得なので、もう十分です」。別の中堅社員(30代)は、この“働き...
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